フレイル予防のすすめ(播磨町)

年を重ねるにつれて、健康づくりの方法も少しずつ変化します。
75歳以降は複数の慢性疾患に加え、認知機能の低下や社会とのつながりが低下するのでフレイル予防が大切です。
▼問合せ 保険年金グループ☎079(435)2582

フレイルとは、加齢により心と体の働きが低下し始めた状態をいいます。
身体的な問題だけでなく、認知機能の衰えなどの精神・心理的問題や、独居、経済的困難など社会的問題も含まれた要介護状態の前段階と位置づけられています。放っておくとどんどん加速し、要介護状態になりますが、早期に対応することで健康な状態に戻ることができます。要介護状態にならないためにも、日ご
ろから意識して予防に取り組むことが大切です。

予防のポイント
3食しっかり食べる
加齢に伴い、空腹感を覚えなくなっていくため、食が細くなり体重が減少し低栄養になる人があります。低栄養は老化を加速させるため、毎日3食バランスよく食べ、特に筋肉を作るたんぱく質(肉や魚、卵、豆腐)を毎日摂りましょう。
適度な運動で筋力低下を防ぐ
動かなくなると筋力は低下し、転倒の危険性が上がります。転倒による骨折から要介護状態になることも多いので、お散歩や家の中でできる体操などで体を動かしましょう。
人との交流をもつ
趣味の教室や地域の活動に出かけて友達と話をすることは、脳を活性化させ、フレイル予防になります。コロナ禍ではありますが、感染症対策をとってでかけましょう。
いきいき百歳体操
播磨町には、いきいき百歳体操の会場が30カ所あります。お近くの会場をのぞいてみませんか?いきいき百歳体操のDVDもありますので、興味のある人は、播磨町地域包括支援センターにお立ち寄りください。会場の紹介もさせていただきます。
今年度から、役場の保健師もいきいき百歳体操の会場に行き、健康の話やアンケート・測定を行っています。自分の体の変化を確認してみてください。

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