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まちづくりのテーマの1つに防災があります。自治会ごとやコミセンごとに防災訓練や防災に関する学習会を開催する場合もあると思います。今回は楽しく学べる防災についてご紹介します。
昨今、日本各地で災害が起こっており、自治会などの活動でも防災に関する取り組みが増えつつあります。防災は特定の人だけがやることではなくて、できるだけ多くの人が関心を持ち、考えることが必要です。そんな中、防災をもっと身近に考えるためにゲームを使って楽しく学ぶ方法が考えられています。例えばHUG(避難所運営ゲーム)は年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを使い、どうすれば避難所運営ができるかを話し合いながら学べます。クロスロードゲームは、災害時に発生する答えのない問題について、参加者それぞれの立場でイエスかノーを意思表明して、「お互いになぜそう思ったか」を話し合います。
いずれのゲームも「話し合う」ことがポイントとされています。災害時には地域内の日常的なコミュニケーションが大きく影響すると言われています。地域の防災訓練の一部にゲームを取り入れるなどして、楽しく話し合いながら防災について考えることも、防災への関心度を高める方法の一つです。