タイの大洪水

 こんにちは。

 今、タイでは洪水による被害が大きくなっています。

 もともと、この時期タイは雨季であり、北部で降った雨がチャオプラヤー河に流れ込みしばしば氾濫を起こしており、バンコクでも足首程度の水の被害が過去何度かあったそうです。

 しかし、今回はそんなものではありませんね。多くの地域が水に呑まれています。

 タイには多くの日系企業があり、洪水により部品の供給が途絶えたりして操業停止になっています。

 遠く離れた国の自然災害が、日本の経済に影響を起こしており、グローバル化した経済の弱さ/怖さを感じます。

 そもそも、タイは、台風が通過する国ではありませんでした。しかし、今年はフィリピンに被害をもたらした台風が、西に進路をとり、カンボジア・ベトナムを襲い、タイにまで到達しました。まだまだ、これからも干潮の影響で水位が上昇し被害が拡大すると予想されています。

 今年は、日本でも自然災害による被害が数多くあり、台風や大雨により奈良・和歌山の地域に甚大な被害がありました。そして、まだまだ復興には時間がかかりそうです。

 人命に関わる自然災害、しかも普通じゃ考え付かないことが日本だけではなく世界中で起こっている中、「想定外の自然災害でした。」と一言で終わらせることはもうできないと考えます。

 5年に一度の改定・・・など決まった時期に改定をするのではなく、近年の環境変化に合わせて臨機応変に防災計画などを考え直さないといけないのかもしれません。

 ちなみに、

 10月27日(木) 19時から曇川の治水対策の説明会が地元の方を対象に稲美町役場のコミセンで開催される予定です。私は参加してみようと思います。

  

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