播磨町 子育て応援 すくすくタイム

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乳幼児の塩分摂取について
~乳幼児に必要な塩分量~
食塩から得られるナトリウムは人間の体に欠かせない栄養の一つですが、とり過ぎには注意が必要です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2015年版)では、食塩摂取目標量(1日)が年齢ごとに細かく定められています。
1~2歳では、3.0g~3.5g未満
3~5歳では、4.0g~4.5g未満
と、年齢と共に増え、12歳以上で成人と同じ、男子8g未満・女子7g未満になります。子どもは体が小さく、必要とされる塩分量が大人よりずいぶん少ないことが分かります。
~乳幼児期は味覚が育つ~
乳幼児期は味覚が形成される大切な時期です。一度濃い味を好む味覚が形成されてしまうと、薄味を受け入れることが難しくなります。子どもが塩分をとり過ぎたからといって、すぐに高血圧や動脈硬化になることはありません。しかし濃い味に慣れてしまうと、塩分の多い食習慣になり、将来的に生活習慣病になるリスクが高まる危険性があります。
~大人の意識が大切~
子どもの塩分摂取量は個人差が大きく、中には大人並みにとり過ぎていることがあります。子どもの味覚や食習慣を決めるのは大人です。家族全員の食塩摂取量が多い家庭もあり、子どもの減塩には周囲の大人の減塩に対する意識が大切です。例えば、
・色々な食材をとりいれ、食材そのものの味を楽しむ
・インスタント食品やファストフード、スナック菓子などを減らす
・だし汁、乳製品、オリーブ油などを使い、うま味やコクを出す
など、できることから少し意識してみてください。
役場には管理栄養士がいます。お子さんから大人まで栄養に関して気軽にご相談ください。

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