播磨町 子育て応援 すくすくタイム

乳幼児の対応に困る時~赤ちゃんは泣くのが仕事~

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赤ちゃんが泣くと、「泣かせてしまった」と罪悪感を抱く方がいます。
「上手く泣き止ますことができない」「自分は親としてダメなんじゃないか」「近所の人にどう思われるか」などと悩みます。しかし、赤ちゃんは泣くことが仕事です。泣くことで意思表示をしていますので、泣く=させてはいけないこと、ではありません。また、親だからといって泣いている原因が全て分かるわけでもありません。赤ちゃんにとって大切なことは、自分が泣いた時に応えようとしてくれる人がいることです。
何で泣いているのかなと、手探りの状態でも赤ちゃんの様子をみたり、抱っこをしたり、声をかけたりすることが大切です。「泣く→応える」が繰り返されるうちに、赤ちゃんに安心感が生まれます。その安心感を基に、周囲の物に興味・関心を持ち、それを知ろうとする意欲が育ちます。赤ちゃんが色々な物を取って口に入れるのもその一つです。

~イヤイヤ期~
1歳半から2歳代によくみられる「イヤイヤ」。これは「私(僕)はこうしたい!」という、自分の意思が育った証拠です。「自分」の誕生でもあります。子どもが駄々をこねている状態で、いくら親が言い聞かせようとしても子どもの抵抗が止まることはありません。まずは「○○がしたかったんだよね」と、あなたの気持ちは分かっているよというメッセージを送ってください。
子どもが落ち着いた後に、「じゃあ、○○を一緒にしようか」などと他の提案をする方が子どもに伝わりやすくなります。
買い物中にひっくり返って駄々をこねるような時は、周囲の目も気になり、余裕を持った対応が難しいと思いますので、別の場所に子どもを抱えて連れて行ってから対応する方が良いと思います。
子どもも親もひとり一人違い、誰にでも上手くいく方法はありません。また、この間はこれで対応できたのに、今日は上手くいかないということもあります。
日々、試行錯誤しながら、子どもに付き合っていってください。

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