こんにちは。
先日、神戸新聞に載った誤請求について町の担当者から説明をして頂きました。
これは端末を新しいシステムに置き換えた際に、水道利用開始日に設定ミスがあり、本来あるべき下水の水道料金とは違う金額を請求してしまったというもの。
誤徴収までにはならなかったものの、東山地区を中心として町内385軒にご迷惑をお掛けしてしまいました。
聞いてみると、検針員による水道メータの入力ミスなどではなく、下水道料金の算出方法の計算式が間違っていたらしいです。
稲美町では
①1ヶ月間(15日以上)使われた場合の1ヶ月の下水道料金の算出方法 と
②引越しの休止や開始で15日(約半月)以下の利用の場合の料金の算出方法
の2つがあり、本来は①の算出方法で料金を算出しないといけないのに、水道の開始時期の設定を間違っていたために②の算出方法で水道料金を請求していたようです。(ほとんどの家庭が本来より高い金額を請求していたとのこと)
役場の対応として、住民からの通報で気づき、役場での現状把握、原因究明。そして、翌日から対象住民への戸別訪問によるお詫びという対策をすばやく対応して頂きました。
しかし、残念なことに上司が個別訪問にまわる職員へしっかりと説明の教育出来ておらず、午前の一部の方への説明が不十分だったようです。話を聞くと午後からは参考資料も準備し、しっかりと対応して頂いたようなのでひとまず安心しましたが・・・
住民へのお詫びを急いだためにミスがミスを呼んだ形となってしまいました。
よくわからない説明を受けた住民はさらに行政への不満を抱くだろうし、よくわからないままお詫びに行かされた職員も不幸(本当は理解してから住民へ説明してほしいのですが・・・)。
これらのことを伝え、一連の件について、担当部局の管理職にしっかりと今後の抜本的対策を打つようお願いをしました。