令和6(2024)年8月号
▶ようやく長い梅雨も明け、いよいよ夏真っ盛り。太陽に向かってまっすぐ伸びるひまわりに毎日元気をもらっています。毎年この頃になるとよみがえる淡い記憶。甲子園をめざし、白球を追い続けた若かりし頃...あの夏流した汗と涙、嬉しかったこと、悔しかったこと...思い出ってステキですね。みなさまもこの夏、いつまでも心に残るような琴線に触れる経験をされますよう願っています。
▶近年、ますます価値観やライフスタイルが多様化する中で、年齢や性別、障がいのあるなし、国籍などに関わりなく違いを認め合い、みんなが共生できるまちづくりを進めなければなりません。播磨町では、すべての方の人権が尊重されるまちの実現をめざして、今年度検討委員会を設置し、人権尊重条例(仮)の制定について検討します。「人権文化をすすめる町民運動」推進強化月間であるこの時期に、みんなが笑顔で暮らすためにはどうすればいいか、みなさまも一緒に考えてみませんか。8月4日には「共に生きようふれあいのまち」映画会も開催されます。一人ひとりが人権について考え、行動を起こすきっかけとなることを心から願います。
▶兵庫県立大学の学生さんたちが若者の居場所づくりや空き家対策をテーマに、播磨町でフィールドワークを実施しました。実際にまちを歩き、現地を直接取材した経験は、今後社会に踏み出す時に必ず役に立つと思います。若い学生が取材中に、元気にあいさつしてくれることで、まちも活気づきます。今回の演習の成果の一部を今月号の広報はりまにも掲載していますので是非ご覧ください。
▶7月27日の東部コミセンを皮切りに「みんなで、語ろうはりまのこと」と題し、各コミセンでオープンミーティングを開催します。詳しくは広報はりま7月号裏表紙、または町公式ホームページをご確認ください。今後のより良いまちづくりのために、行政と住民が一緒になって次の世代のことを考え、未来に向かって夢を語りましょう。みなさまとお会いできることを楽しみにしています。
▶これからますます暑くなり、海やプールなどで遊ぶのが楽しい季節ですが、くれぐれも水の事故にはご注意ください。
播磨町長 佐伯 謙作