もっと楽しむまち HARIMA

町長室より 2023.10月号 No.13

「暑さ寒さも彼岸まで」、だんだんと日中の時間が短くなり、幾分暑さも和らいできました。これから秋本番!スポーツ、読書、芸術、行楽、食欲、楽しいことがいっぱいです。
夏の終わり、古宮漁港では、水揚げされたマダコが日光浴をしていました。おいしい干しだこになって小中学校の給食で子どもたちに食べていただくのが楽しみです。
現在播磨町では、このまちにはどんな移動手段がふさわしいのか、公共交通のあり方について検討を進めています。私もいろんなところで、いろんな方から公共交通の話をお聞きします。みんなで悩み、みんなで考え、お出かけが楽しくなるまちをみんなでつくりたいと思います。
8月に甲子園で行われた全国高等学校野球選手権大会では、「エンジョイベースボール」を掲げた慶応高校が、見事107年ぶりに優勝しました。播磨町でも、陸上やバスケットボールなどの全国大会で活躍された方の訪問をお受けしました。日頃の努力の成果を発揮し、全国の舞台を思いきり楽しんだことでしょう。
「楽しむ」と「楽をする」、同じ「楽」を使いますが、意味は全く違います。本当の「楽しい」とは、自ら主体的に考え、悩み、工夫し、努力した、その先に得られるものではないでしょうか。
播磨町では、これからもいろんなことにチャレンジしていきます。その先に待っている本当の「楽しい」を目指して、「エンジョイ播磨町」で皆様と一緒に考え、努力しながらまちづくりに邁進します。
小欄「もっと○○なまち」を連載して丸一年。私も、「楽」ではない原稿執筆を乗り越え、ひとときの「楽しみ」を得ています。

播磨町長 佐伯 謙作

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