子育て支援センター
「ありのままの気持ち」
子育て支援センターを利用しているお母さん方から、「自分で靴が履けるのに『履かせて』、自分で食べられるのに『食べさせて』など、何でも『やってー』と言います。どこまでしてあげればいいのかが分からなくて、困ってしまいます」。という声が聞かれます。
単に、寝不足であったり、便秘や下痢など、その日によって体調が一定でないために「できない」と言っているのかもしれません。先入観を持たずに、お子さんを観察することが大事です。
また、「甘えたい」「かまってほしい」「もっと自分を見て」という気持ちを、ストレートに出せているのが、「赤ちゃん返り」です。これは、決して悪いことではなく、自然な気持ちの表れです。とはいえ、毎日忙しくしているお母さん方にとっては、イライラの原因にもなりますね。
しかし、こうしたお子さんの気持ちの変化を理解し、頭ごなしに、「自分でできるでしょ」「もうお兄ちゃんなのだから」「もうお姉ちゃんなのだから」と言い放つのではなく、お子さんがスキンシップを求めているときは、しっかりと甘えさせ、抱きしめてあげることが大切です。自分が愛されていると感じること
が出来れば、そのうち自分でするようになります。できた時には、しっかり褒めて、認めてあげることで、自信に繋がっていきます。ありのままの気持ちに寄り添っていきましょう。