まちづくりアドバイザーがお届けする「まちアド通信」(播磨町)

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福祉と防災に関する研修を4 コミセンで実施しました
播磨町では、避難行動要支援者の避難支援として、防災と福祉の連携促進事業に取り組んでいます。2021年の秋に4つのコミセンで自治会、自主防災組織、民生児童委員の皆さんを対象に研修会を開催しました。

播磨町では、避難行動要支援者(高齢者や障がい者など、災害時の避難行動や避難所などでの生活が困難な方)の避難支援についての事業を進めています。2021年夏には、民生児童委員の皆さんにご協力いただき、町内で悉しっか皆い 調査を実施しました。その結果、町内に1300人以上の避難行動要支援者がいらっしゃることがわかりました。
これらの情報は自治会ごとに分けた名簿にし、希望される自治会にお渡ししています。今回、災害時に地域でどのようなことがおこるか、どんな準備ができるかについてコミセンごとに研修会を開催しました。普段、顔は合わせるけど「防災」について話す機会は少ないようで、「訓練の見直しが必要」や「日頃の見守り活動を進めたい」など様々な意見がありました。災害はいつ起こるかわかりません。大切なのは、避難行動要支援者に限らず、いざというときのために個人、家族、地域で備えておくことだと思います。
そのためにも、例えば社会福祉協議会が支援する支え合い連絡会を定期的に開催するなど、日頃の見守りや話し合いの場が大切だと思います。

【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。

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