まちづくりアドバイザーがお届けする「まちアド通信」(播磨町)

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公共施設の活用を活動サークルと一緒に考える
2021年6月から、福祉会館活性化協議会(仮)がスタートしました。今回は、協議会の目的や話し合いの内容をご紹介します。

播磨町駅ほど近くにある福祉会館は、主に高齢者の憩いの場、各種研修、集会などに利用できる施設です。年間利用者数は約1万8千人と、多くの住民が利用しています。2020年4月より町が直営しており、キッチンスタジオや広い会議室などがあります。今回はじまった協議会はこれからの福祉会館について利用者の視点から考える会です。
協議会のメンバーは、普段福祉会館を利用する登録サークルの皆さん。2021年4月現在、貸室を利用する登録サークルは約50団体あります。話を聞くと、これまで団体がつながる機会はあまり無く、協議会では、「他にどんな団体があるか知らない」や「もっと積極的に交流したい」という意見がありました。さらに「もっと積極的に情報発信しては」や「福祉会館に愛称がつけられないか?」など、どうすればもっと使ってもらえるかについて話題が出ました。
福祉会館では早速、月刊の広報紙の作成や貸室の空き状況をホームページで公開しようとするなど、利用しやすい公共施設を目指して動き始めています。

【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。

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