なくしましょう!望まない受動喫煙
たばこの煙には、約5,300種類もの化学物質が含まれており、その中には約70種類の発ガン物質も含まれています。また、たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」、たばこから立ち上がる「副流煙」がありますが、副流煙に含まれる化学物質は、主流煙よりも多くの有害化学物質が含まれていることが分かっています。
他人の吸っているたばこの煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」と言い、喫煙たばこを吸う人だけでなく、たばこを吸わない周りの人の健康にも影響を及ぼします。
兵庫県では、20歳未満の人と妊婦の人を受動喫煙から守る観点から「受動喫煙の防止等に関する条例」が改正され、令和元年7月1日に施工されました。稲美町でも庁舎や管理する公共施設、公園などで敷地内禁煙を実施しています。
20歳未満の人と妊婦の人の受動喫煙を防止するため、次の場所での喫煙を禁止します。
①20歳未満の人または妊婦の人と同居する住宅の居室内及び同乗する車内
②その他、20歳未満の人または妊婦の人に受動喫煙を生じさせる場所
なた、令和2年4月1日からは、店舗、飲食店、集会所などにおける受動喫煙対策が強化されています。
喫煙者はマナーを守り、喫煙が禁止されている区域ではたばこを吸わないでください。特に子供や妊婦が近くにいる場合は喫煙を控え、受動喫煙の害から守りましょう。