乳幼児の歯の手入れ
▶問合せ こども窓口 ☎079(435)0366
~乳幼児期から健康な歯を~
乳幼児は自分で歯の管理をすることができません。歯を守ってあげられるのはお母さん・お父さんです。乳歯がむし歯になると、永久歯の歯並びや歯の質にも影響を与えることがありますので、「どうせ生えかわるから」と軽くみてはいけません。生涯にわたって健康な歯でいられるように、乳幼児期から取り組みましょう。
~乳幼児の歯の磨き方~
子どもをあお向けに寝かせ、口の中をよく観察しましょう。歯の生え始めはガーゼで拭く程度で、上下の前歯が生えてきたら徐々に歯ブラシを使いましょう。この時期はきれいに磨くことよりも、口の中を触ることに慣れさせ、嫌な思いをさせないことが大切です。歌を歌いながらや声掛けをしながらなど、子どもが「歯磨きは楽しい」と思えるように工夫しましょう。歯磨きの時間が好きになると、自分から寝転んで口を開けてくれるようになります。子どもが「歯磨きは嫌い!」という気持ちになってしまうと、嫌がって泣いたり逃げ回ることがあり、お母さん・お父さんが苦労することが少なくありません。こうなると、歯磨きは親子にとってストレスになってしまいます。上唇の裏にあるひものような組織(上唇小帯)に歯ブラシが当たると痛いので、歯ブラシを持っていない方の指で上唇をおさえて上唇小帯をガードすると、痛い思いをせずに済みます。
~かかりつけの小児歯科医院をもとう!~
かかりつけの小児歯科医院を決め、定期的に歯科健診を受けることをお勧めします。歯科健診ではむし歯のチェックはもちろん、歯磨きの仕方や子どもの歯の状態に応じたアドバイスが受けられます。またフッ素を塗ってもらうことで、むし歯の予防効果が高まります。歯磨きが好きで口の中を開けられる子は、1~2歳から小児歯科医院に通うことができます。普段あまり聞くことのない、歯のことを聞ける良い機会になりますので、お勧めです。