協働推進課住民協働係 ☎079-435-2364
対話を積み重ねた計画づくり
行政では、〇〇推進計画といった、これから進める取組や方針をまとめた計画をつくっています。例えば、長期総合計画などがこれにあたります。協働のまちづくり宣言発出以降、行政が開く計画検討の場も対話の場に変化しつつあります。
従来、行政の計画策定は町民、行政、有識者などで構成する検討委員会が開催され、その場で様々な意見を出しながら検討を進めます。しかし、その会議は、かしこまった雰囲気の会議で、なかなか意見の言いやすい場ではない場合もあります。
最近では、この計画検討の場も対話ができるように工夫が進んでいます。
例えば、先日開催された、播磨町健康増進計画の検討委員会では、複数のテーブルに分かれて意見交換を進めました。その中から計画のキーワードを見つけていきました。「歯の健康維持・噛むこと」や「情報をキャッチすること」「つながりづくり」のような言葉が出てきました。
これまでの会議では、事務局から出された資料に意見することがほとんどでしたが、話し合いの方法を変えることで、会議の参加者からより多くの意見が出るようになり、よりよい計画になっていきます。会議の進め方や対話の場は地域だけでなく行政の中でも変わりつつあります。
【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。