ひろげよう こころのネットワーク
『2022 いなみ人権・福祉フェスティバル』
昨年12月3日(土)に、「障害者週間」(12月3日~9日)及び「人権週間」(12月4日~10日)の啓発事業として、『2022 いなみ人権・福祉フェスティバル』をコスモホールで開催しました。
前半は、「障害者週間」啓発ポスターコンクールの受賞者(町内小中学生)の表彰式と、全国中学生人権作文コンテスト兵庫県大会加古川・高砂・稲美・播磨地区予選受賞者の作文朗読が行われました。
後半は、シンガーソングライターの小西 達也さんにご講演をいただきました。
演題 「優しさの種をあなたの心に~歌とお話の会~」
講師: 小西 達也さん(シンガーソングライター)
先天性骨形成不全症のため骨折を繰り返し、車イスで生活する。7歳から親元を離れ、神戸市の療育センターで治療を受けながら、隣接した養護学校で義務教育を受ける。高校では寄宿舎のあるところへ進学する。高校時代の仲の良い友だちから言われた言葉を受け、コンサートだけでなく、福祉は人ごとではなく、みんなの問題と気づいてもらうため、歌を通じて学校などで講演をするようになる。
不自由とは思わない。しかし日常生活で不便を感じることがある。1番不便と感じるのはトイレである。また最近は、コンビニなどで増えてきた液晶パネルの位置が高くて押せない。多くの人が便利になるが、少なからず不便になっている人がいる。便利になることと心が豊かになるのは同じではないことがある。
みんなが違っていることを認め合う、できないことは誰にでもあって、そこは助け合って、支え合って生きていく。「困ったときはお互い様」まさにこの言葉である。そして、自分らしさを大事にして生きてほしい。