安心・安全なおいしい水道水の安定供給を目指して(稲美町)

水道は、生活に欠かすことのできない「水」を安心・安全にお届けする大切な役割を担っています。
稲美町の水道事業は昭和45年4月1日に誕生し、今では高度経済成長期などに急速に整備した水道施設の老朽化が進行しており、大規模な更新時期を迎えています。こうした施設の老朽化と、その更新に必要な財源を確保することが、今後の大きな課題となってきます。
この課題を踏まえ、将来にわたり適正・効率的な経営を図るため、このたび「稲美町上下水道事業運営委員会」を設置し、安心・安全でおいしい水道水を安定して提供できる体制づくりに取り組んでいきます。

水道施設について
稲美町には、150mから200mまでの深さの井戸が14カ所あり、そこから地下水をくみ上げています。そのくみ上げた水を3カ所の配水場で滅菌処理をし、各配水場の配水池と呼ばれる施設で一時的に水を貯え、町内に整備された水道管を通して皆さんにお届けしています。
今後、西部配水場の更新や法定耐用年数を超過した老朽管の更新を順次行う予定としており、更新費用は、そうだ区で259億円と試算しています。

稲美町上下水道事業運営委員会について
水道事業の運営状況や課題などを踏まえ、水道事業の健全な経営を図るため、令和4年11月18日(金)に開催した「第1回稲美町上下水道事業運営委員会」で町長から委員長への諮問書を提出しました。今後、水道料金のあり方について協議を進めていきます。

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