家庭教育コラム(69) 播磨町家庭教育推進委員会

子どもたちのかがやく未来のために ー家庭でできることー
ついつい言ってはいませんか?
「勉強できなくても、健康なら」と言いながら「どうしたの、この成績は!」と、「思った事はしっかり話しましょう」→「言い訳は聞きたくありません!」と、「自分で考えなさい!」→「どうして、勝手にしたの!」というように、言っている事に矛盾があると、子どもはどうしたらよいかわからなくなります。
こうした事を防ぐには、まずは一つ一つ気がついた時にしっかりと話をする事を心がけましょう。あれもこれもと、まとめて指摘すると、時として矛盾点が生まれてしまいます。「○○だけ、しっかりとやろうね」というように話す事が大切です。
次に、日頃から自分が言っていることをチェックする冷静さを持ちましょう。よい事を話すときは、気持ちをのせて元気に話してもよいですが、指摘をするような時には感情的になりがちですので要注意です。知らず知らずのうちに…という事があります。
子どもは、大人の一言一言に耳を傾け注意を払いながら、自分を見つめることを通して学んでいきます。そして価値基準のようなものが徐々にできていきます。親として、大人として、気をつけていきましょう。

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