播磨町 子育て応援 すくすくタイム

▶問合せ こども窓口☎079(435)0366

妊娠期から歯の手入れを 保健師 戒能 由佳
~妊娠期から歯の健康が大切~
妊娠すると、つわりで十分に歯みがきができなかったり、ホルモンのバランスが崩れたりと、歯周病やむし歯になりやすくなります。
とくに歯周病には注意が必要です。早産や低体重児出産のリスクが高まります。
妊娠期から、自分自身や生まれてくる赤ちゃんのためにお口の健康が大切です。
~妊娠期の歯の手入れについて~
つわりの時には、できるだけ気分のよい時に歯みがきを行い、みがけない時はぶくぶくうがいをしましょう。
食嗜好も変わりやすいので、糖分の多い飲食物をだらだら食べることは控えましょう。
また、つわりがおさまる4~5か月頃に歯科健診を受けましょう。播磨町では、母子健康手帳を発行時に、妊婦歯科健診の受診券を発行しています(※妊婦歯科健診について参照)。
~乳幼児の健康な歯について~
生まれたての赤ちゃんは、むし歯菌を持っていません。
保護者の口の中の菌から感染します。口移しでものを食べさせたり、同じスプーンを使うことなどしたりすることで感染するので、気を付けるとともに、保護者の歯の健康にも気を付けましょう。
また子どもは自分で歯の管理をすることができません。乳歯がむし歯になると、永久歯の歯並びや歯の質にも影響を与えることがありますので、「どうせ生えかわるから」と軽くみてはいけません。生涯にわたって健康な歯でいられるように取り組みましょう。
~かかりつけの歯科医院をもとう!~
かかりつけの歯科医院を決め、定期的に親子で歯科健診を受けることをお勧めします。歯科健診ではむし歯のチェックはもちろん、歯みがきの仕方や歯の状態に応じたアドバイスが受けられます。また子どもにフッ素を塗ってもらうことで、むし歯の予防効果が高まります。歯みがきが好きで口の中を開けられる子は、1 ~ 2 歳から小児歯科医院に通うことができます。普段あまり聞くことのない、歯のことを聞ける良い機会になりますので、ぜひお勧めです。
※妊婦歯科健診について
▶受診期間 出産日当日まで
▶健診料金 500円
(治療分は保険診療になります。生活保護世帯・町県民税非課税世帯は申請により健診費用が免除になるので受診日の1週間前までに播磨町すこやか環境グループに申請が必要です)
▶健診場所 妊婦歯科健診協力医療機13 ①妊婦歯科健診(現在の歯の状況、歯肉・歯周状態など)② PMTC(上の前歯または下の前歯のいずれか一方。歯のクリーニングです)

カテゴリー

アーカイブ