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母乳育児のトラブルのお話
母乳育児をされているママさんから母乳育児のトラブルとして「乳首が切れて痛い」「しこりができて痛い」とよく聞かれます。
授乳時のくわえさせ方が原因になっていることもあります。
上手にくわえさせられているかのチェック方法として、次の5つの項目を確認してみましょう。
①赤ちゃんの鼻とママの乳頭が向かい合っている
②赤ちゃんの下唇からおっぱいをくわえさせ下唇が外を向いている
③乳輪まで深くくわえられ、乳頭を赤ちゃんの口の中深くまで入れている
④授乳中に乳首に痛みがない。
⑤授乳後の乳首の形がつぶれていない。
授乳中によく聞かれるトラブルの対処法として
乳首が痛い
産後すぐの場合、おっぱいが授乳に慣れていないため乳首が痛く感じることがあります。乳首の皮膚がしっかりすれば痛みがなくなることが多いです。馬油などを塗りラップをして皮膚を保護し、乳首をケアしましょう。
しこりができて痛い
母乳がたまりおっぱいにしこりができることがあります。しこりをそのままにしておくと乳腺炎になる可能性もあります。赤ちゃんにしっかりと飲んでもらうことでしこりを解消します。
抱き方を変え、母乳をいつもと違う方向から飲ませることでしこりが消えていきます。またしこりのあたりを乳腺にそっておさえながら授乳すると効果的です。
赤ちゃんもママも授乳に慣れていないとうまく授乳ができません。上手にくわえさせることでごくごく飲んでくれるようになります。
播磨町では授乳相談を毎月予約制で行っています。相談内容は次のとおりです。
・実際に授乳をしながら、抱き方や吸わせ方などのアドバイスをします
・赤ちゃんの体重や哺乳量測定をします
・授乳回数やミルク量、乳房ケアの方法など、ママと赤ちゃんに応じたアドバイスをします
・卒乳の相談や妊婦さんの授乳に備えての相談も受け付けています
相談をご希望の方は、こども窓口までお申し込みください。