なくそう!コロナ差別(稲美町)

~お互いの人権を守る意識・行動が感染拡大防止につながります~

新型コロナウイルスの感染が日本国内で、急激に増加しています。兵庫県内でも多数の感染が、確認され、多くの皆さんが、不安な気持ちで過ごしておられることと思います。そのような中、不安に思う気持ちが行き過ぎてしまったり、不確かな情報や事実と異なる情報に惑わされ、感染者やそのご家族、医療従事者の皆さんなどに対して、誹謗中傷や差別的な言動が行われ、心を痛めている人がいるという残念な問題(コロナ差別)が起こっています。差別は、どんな理由があっても絶対に許されるものではありません。
さらに、感染者やその家族に対する差別や誹謗中傷があると、発熱などの感染が疑われる症状が出ても、検査のための受診や保健所への情報提供をためらってしまうなど、感染症拡大防止の取り組みに支障が出てしまう恐れもあります。
また、医療や介護に従事されている皆さん、生活物資の輸送など社会機能の維持に貢献されている皆さんは、私たちの命や生活を守るために、日々懸命に働いています。このような人々やそのご家族が、学校や職場、地域の中で差別を受けるようなことは、決しであってはならないことです。
新型コロナウイルスに関する情報の中には、不確かな情報や事実と異なる情報もあります。感染した人に関する個人的な情報を噂したり、不必要に拡散したりすることは人権侵害となります。国や県、町が発信する正しい情報を確認するとともに、根拠のないデマに惑わされたり、過剰な反応をしたりすることなく、人権に配慮した冷静な行動をとっていきましょう。
新型コロナウイルス感染症の危機に直面している今こそ、私たち一人ひとりが¥自分の人権も他の人の人権も大切にする行動を実践していきましょう。
間合先 稲美町教育委員会 人権教育課 ☎492-255

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