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外遊びのすすめ
秋も深まり、木々の葉も色づく季節となりました。
お休みの日には、家族で近くに出かけたりして外遊びを楽しんでいますか。
今の子どもは近くの公園などに行く機会がないことや家で遊ぶ時間が多いなど様々な原因で外遊びの機会が減っています。
今回は外遊びについてのお話です。
子どもは「こころ」と「頭」と「体」を同時に動かしています。やりたい気持ちがわき、どうやったらできるかを頭で考えて体を動かす様子が一番見られるのが、外遊びです。今の子どもは、頭を使う時間が多く、体を使うことが少なくなっています。頭は疲れているけど、体が疲れていないので、夜遅くまで起きていたり、朝スッキリ起きられなかったりします。
外遊びで、こころ、頭、体をいっぱい使うと、自然に眠気が訪れてぐっすり寝て、スッキリ起きられ生活リズムが整います。
また、大人にとってなんでもない景色でも、こどもにとっては興味深々です。散歩など近くに出かけるだけでも、子どもの五感が刺激され、感性を豊かにします。
播磨町では年中の時期に5歳児の子育て相談を行っていますが、お子さんの様子として「椅子にしっかりと座れずに姿勢が崩れる。落ち着きがない。スキップがぎこちなかったり、手先など体の使い方が不器用。」等が見られます。
これらに共通する原因の一つとして、体幹の未熟さがあります。体幹とは手足を除いた胴体の部分のことを言い、体幹がしっかりすることは、手足を上手に動かすことに繋がったり、体を支えバランスを取るためにとても大切です。
体幹を強くする外遊び
☆遊具・道具を使わない遊び
・だるまさんがころんだ( 止まるところでしっかり止まりましょう)
・おにごっこ、かくれんぼ
☆公園などにある遊具を使う遊び
・ジャングルジム、すべり台
・ぶらんこ( 自分で座りこぎできるとよいでしょう)
・平均台渡り( できるだけゆっくり歩きましょう)
☆身近な道具を使う遊び
・ボール蹴り( 片足で立ったまま蹴りましょう)
幼児期にしっかり全身を使った遊びを楽しむ中で、体幹が「自然と養われていく」ことが大切です。さまざまな遊びの中で自然と体幹が養われていくので、外遊びにうまく取り入れて楽しんでみてはいかがでしょうか。