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乳幼児の目のお話
10月10日は何の日でしょう?2つの10を横に倒すと、眉と目の形に見えることから10月10日は「目の愛護デー」とされています。今月は目のお話です。
生まれたばかりの赤ちゃんは、明るい・暗いといった光の加減がわかる程度で、物の形は認識できていません。子どもの目は毎日発達していて、生後2か月ころには両目で物をみつめられるようになり、生後3か月の乳児健診のころには動くものを目で追うようになります。一般的に視力は1歳ころに0.3程度、5歳から6歳頃に1.0程度に見えるようになり、小学校に入学する前の6歳頃までが視力の発達にとって一番大切な時期です。
【見る力を育てるヒント】
1.明るさ、暗さのメリハリのある生活を日中は光を浴び、夜は暗くして眠る
2.広い空間で体と目を動かす機会を全身運動は、眼球、視神経、脳の発達を促す
3.いろいろな物をみる体験を止まっているもの動いているもの、小さいもの大きいもの、遠くにあるもの、近くにあるものなどいろいろなものを見る体験が目に良い刺激に
4.テレビやゲームは時間を決めてテレビは正面から2~3m 離れて見る。また時間を決めて、長時間見続けないように注意。スマホなど狭い範囲の平面画面を見ると目に負担をかけるので乳幼児期は避ける。
5.前髪は目にかからないように目に見えない細菌やウイルスが目に入ると結膜炎や、目を傷つける。
子どもは、目の病気や視力に異常が見られても、ほとんどの場合、自分から症状を訴えることがありません。日ごろのお子さんの様子で、目を細めてテレビを見ている。顔を傾けて物を見ている。目やにが多いなどちょっとおかしいと感じたら早めに眼科を受診しましょう。
よく見える目を育てるためには目の機能が完成する5~6歳ごろまでに異常を発見し、早期に適切な治療や指導をうける必要があります。3歳ごろは視機能の発達を知る大切な時期です。3歳児健診では、目の検査も行っています。是非健診を受診しましょう。
秋になり過ごしやすい季節になりましたね。親子で思い切り外で体を動かして遊んだり、近くや遠くの物を指さして声をかけたり、眺めたりして、元気なからだと目を育てていきましょう。

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