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スマートフォンで子守り?幼児期への影響
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スマートフォンはとても便利で、今の生活にはなくてはならないと感じておられる方も多いと思います。ちょっとした時間ができるとスマホを片手に…ということもよくあるのではないでしょうか?
健診で「こどもはどんな遊びをしますか?」の問診に対し「スマホ」と書かれていた、2、3 歳のお子さんがスマホの画面を上手に扱っていて驚かせられるこの頃です。
スマホは大人同様に子どもにとっても魅了的で、与えがちになりますが、子どもの育ちへ大きな影響を与えます。
〇親子のコミュニケーションが減る
コミュニケーションの時間が減ることで、親と目をあわせなくなったり、会話をしなくなったりする子どももいると言われています。
〇ことばの発達
意味のあることばを言わない子どもでも、親からことばのシャワーを受けることで、わかることばが増え、ことばを育んでいきます。親からの呼びかけの機会が少なくなると、ことばを上手く学ぶことができずに、ことばの発達に影響を与えます。
〇視力の発達
乳幼児期は視力が発達する大切な時期です。テレビやDVD、特にスマホなどの小さな画面を見る時間が長いと視力の発達を妨げます。また、幼いうちから近視になりやすく、立体視に影響します。
〇睡眠
夜にスマホを見せると、画面の強い光が体内時計の発達を乱し、睡眠リズムが乱れやすくなります。
〇運動面
体を動かす機会が減り運動不足に。また、外遊びの機会が減り、体の使い方が不器用なお子さんも増えています。

日本小児科医会では、2 歳まで子どもにテレビやスマホなどを控えることをお勧めしています。スマホを見せない育児をこころがけることが大切です。
大人もスマホ依存にならないため「子どもと一緒にいる時はなるべく使わない」「食事中には使わない」などを心がけ、上手にスマホとつきあうことが大切ですね。

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