新型コロナウイルス感染拡大防止と人権尊重に関わる
「ありがとうプロジェクト」
~感謝の気持ちが人権尊重の地域づくりの基盤です~
「緊急事態宣言」が5月21日に解除されましたが、予想される第2波、第3波の新型コロナウイルスの感染拡大を予防する「ひょうごスタイル」として、「ウイルスとの共存を意識した生活習慣」の確立が求められています。
一方、今回の新型コロナウイルスの感染拡大という緊急事態の中で、人権に関わるさまざまな課題が明らかになりました。
感染は自分自身や、家族など大切な人にも起こりうることであるにも関わらず、残念ながら感染者やその家族、さらに自分のいのちや暮らしを犠牲にして治療に当たってくれている医療従事者、社会的インフラを支える仕事に携わる人、外国からの帰国者などに対して、非難、排除するような言動や風潮が見られます。「そうであったかもしれない自分」、「そうなるかもしれない自分」を他者に重ね合わせようとする豊かで深い思いめぐらしは、人権尊重の基本ではないでしょうか。
播磨町は、1989(平成元)年に「ゆかしい歴史と恵まれた自然の中に生きるわたしたちは、心豊かに幸せな生活をおくりたいと願っています。そのために、一人一人がお互いのいのちと人権を大切にし、共に学び、仲間としてふれあい、共感の輪を広げていきます」と力強く、人権尊重「共に生きよう ふれあいのまち」を宣言しました。このような不安な時期にこそ、この宣言に込められた願いをあらためて確認しつつ、感染症対策の最前線で奮闘してくださっている方々、日常生活を支えるために尽力されているすべての人への深い感謝、人権を尊ぶわたしたちの意志を表すため「ありがとうプロジェク
ト」として、のぼり、メッセージ、イラストを掲げる取り組みを行います。