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冬場に多い感染症
 インフルエンザ感染
 毎年12月から3月頃にかけて、インフルエンザが流行します。インフルエンザは、感染者のくしゃみや咳に含まれるウイルスを吸い込む、またはウイルスが付着しているドアノブなどに触り、その手で目や口を触ることで感染します。
 インフルエンザ感染を予防するには
 ①ウイルスを体内に入れない
 ・手洗いやうがいをこまめにする
 ・自分の顔のサイズに合ったマスクをする
 ・部屋の湿度を50%以上に保つ(ウイルスの生存率が激減します)
 ②ウイルスが体内に侵入しても発症させない
 ・バランスの良い食事、十分な睡眠、身体を冷やさないなどで、免疫力を高める
 ・予防接種を受ける(生後6カ月から接種可能)
 ノロウイルス感染
 食中毒というと夏場に起こりやすいイメージがありますが、ノロウイルスが原因の食中毒は主に11月から3月にかけて発生します。ノロウイルスは感染者の便や嘔吐物と一緒に排出されます。ウイルスに直接または間接的(トイレのドアノブなど)に触れ、手についたウイルスが食品などと一緒に口に入ることにより感染します。またウイルスに汚染した二枚貝(カキ、シジミなど)を食べて感染することがあります。
 ノロウイルス感染を予防するには
 ・食事や調理前、トイレに行った後は必ずしっかりと手を洗う
 ・食品は、中心部が85℃~90℃の状態で90秒以上加熱調理する
 ・調理器具を清潔に保つ
 ・感染者が使用したものや触れたものは消毒用塩素液で拭く。
 消毒用塩素液は、一般的な家庭用塩素系漂白剤(濃度6%)10mlを3Lの水で薄めて作れます(アルコール消毒はノロウイルスには効果があまりありません)
基本的なことですが、丁寧な手洗いや規則正しい生活が一番大切ですね。