播磨町 子育て応援 すくすくタイム

乳幼児のスキンケア
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~乳幼児の皮膚の特徴~
乳幼児の肌は、大人の肌よりも皮膚が薄い、水分量・皮脂・保湿成分が非常に少ない、そして汗線密度が高く汗っかきという特徴があります。肌のバリア機能が弱いため、便などの汚れや衣類のこすれる刺激からもダメージを受けやすくなります。「子どもの肌はスベスベしているので、何も
しなくても大丈夫」というのは間違いです。
~スキンケアの重要性~
乳幼児の乾燥肌(バリア機能の低下)から様々な皮膚トラブルが起こるといわれており、肌の乾燥を予防するスキンケアが重要視されています。基本は「きれいにしてから、しっとりさせる」洗浄と保湿です。
~スキンケアのポイント~
石けんをつけて洗うのは1日1回にします。洗い過ぎると必要な皮脂まで落としてしまいます。石けんはよく泡立てて、ゴシゴシ強くこすらずに洗います。その後は、石けんの成分が残らないように、しっかり洗い流しましょう。タオルで拭く時も、こすらず押え拭きで。入浴後は、肌が乾燥しないうち(15分以内)に、保湿剤を塗りましょう。保湿剤は子どもに合ったもので良いです。例えば、全身はローションタイプのさっぱりしたものを使用し、乾燥の強い部分はクリームタイプやオイルタイプでしっかり保湿する。夏はさっぱりとローションタイプを使用し、秋・冬の乾燥時期にはクリームタイプを利用するなど、使い分けても良いでしょう。
口の周りやオムツ部は、刺激が加わることが多いので、入浴後だけでなく、汚れをきれいに拭き取った後にも保湿をしましょう。
赤ちゃんの頃から、毎日のスキンケアを習慣つけることは、親子のスキンシップにもなります。親子で楽しんで続けられたら良いですね。
スキンケアをしても、湿疹や肌荒れが良くならない、子どもがかゆがっているなどがあれば、かかりつけの小児科や皮膚科を受診してください。

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