令和6年度(令和6年4月~令和7年3月) 決 算(稲美町)

町の会計は、一般会計、特別会計(4会計)、企業会計(2会計)に分かれています。
決算の概要をお知らせします。
各会計の決算状況
(一般会計)
令和6年度の一般会計の収入は、137億393万円で前年度より3.5%増加し、支出は126億2,333万円で前年度より2.7%増加しました。
収入と支出の差額は、10億8,060万円ですが、ここから翌年度へ繰り越した事業に必要な金額1億4,754万円を差し引いた実質収支は9億3,306万円の黒字となります。

(特別会計・企業会計)

※水道事業会計の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、過年度分消費税・地方消費税資本的収支調整額、当年度分消費税・地方消費税資本的収支
調整額、過年度分損益勘定留保資金、当年度分損益勘定留保資金、建設改良積立金で補てんしました。
※下水道事業会計の資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額は、当年度分損益勘定留保資金・当年度分利益剰余金で補てんしました。

財政健全化の指標

令和6年度の主な実績
令和6年度は、主に次のような事業にお金を使いました。
稲美町総合計画に掲げる基本目標に沿って主な事業を掲載します。
~緑豊かな自然と調和した安心して暮らせるまち~
・デマンド型乗合タクシー(あいのりいなみ)運行事業(総務費)
令和6年4月からキャッシュレス決済を導入し、また、令和6年10月から運行便数を増便(6便→7便)しました。
・防犯カメラ設置等事業(民生費)
町内全域に見守り機能を備えたネットワーク型の見守りカメラ107台を整備しました。
・国安小池公園整備事業(土木費)
地域住民に親しまれる憩いの場づくりとして国安小池公園を整備しました。
~だれもが健やかに地域で暮らせるまち~
・高齢者優待利用券交付事業(民生費)
タクシー券の交付総額を増やすとともに、ご利用いただきやすいように1枚あたりの金額や利用枚数を見直しました。
・こどもの居場所づくり支援事業(民生費)
住民団体などが行うこどもの居場所づくりに関する活動に対して補助しました。
・帯状疱疹任意予防接種費助成事業(民生費)
50歳以上の人を対象に、帯状疱疹後の神経痛などの後遺症を予防するためのワクチン接種費用を補助しました。
~生涯にわたる学びを充実し夢と志を育むまち~
・不登校児童生徒支援事業(教育費)
不登校児童生徒が、学校以外の場(民間のフリースクールなど)において行う社会的自立に向けた多様で適切な学びに要する費用を補助しました。
・小学校エレベーター設置事業(教育費)
加古小学校にバリアフリー化のためエレベーターを設置しました。
・小学校、中学校体育館照明設備等更新事業(教育費)
母里、天満小学校や稲美中学校の体育館照明をLED照明に更新しました。
・トップアスリート招待事業(教育費)
いなみ野ため池駅伝&ロードレースの開催に合わせ、トップアスリートから直接指導を受けることができるランニング教室を開催しました。
・アーバンスポーツ施設調査設計事業(教育費)
スケートボードパークや3×3コートなどの整備に向けた調査、実施設計を実施しました。
・学校給食食材物価上昇分支援事業(教育費)
物価上昇の影響を受ける学校給食に係る保護者負担額の上昇を抑制するため、給食食材の物価上昇分を支援しました。
~地域の特性をいかした活力と魅力あるまち~
・農薬に頼らない稲作技術実証事業(農林水産業費)
種もみ段階からの無化学肥料、無農薬栽培に取り組みました。収穫したお米は、町内の小・中学校の給食に使用されました。
・にぎわい創出補助事業(商工費)
地域の活性化や町のにぎわいを創出する15件のイベントに補助を実施しました。
・稲美町プレミアム付商品券事業(商工費)
町内の消費を喚起し、地域の商工業の活性化を図るため、10%のプレミアムを付けた稲美町プレミアム付商品券を発行しました。
・稲美町地域振興商品券事業(商工費)
物価高騰の影響を受けている住民や町内事業者を支援するため、1人につき3,000円の地域振興商品券を交付しました。
~ともに進める持続可能なまち~
・窓口手数料等キャッシュレス決済導入事業(総務費・民生費・教育費)
証明書の発行手数料や貸館の使用料などの支払いに、キャッシュレス決済を導入しました。

お問合せは、総務課 財務係(☎079-492-9131

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