まちづくりアドバイザーがお届けする「まちアド通信」(播磨町)

協働推進課住民協働係 ☎079‐435‐2364

これからのため池を考える勉強会
東播磨地域は全国でも有数のため池集積地です。播磨町にも12のため池があります。ため池は地域の農業を支える大切な役割でした。町内の農地が減るにつれてため池の役割も徐々に変化を見せています。

播磨町には「播磨町ため池協議会連絡会」があります。これは平成17年に立ち上がった組織で、町内のため池により関心を持ってもらうことを目的に活動しています。町内12のため池のうち3つ(北池、新井大池、妹池)のため池には、それぞれにため池協議会が設置されています。ため池協議会では、クリーンキャンペーンを実施したり、バードウォッチングや環境学習を開催しています。しかし、ため池協議会の設立から20年が経過し、なぜ設立されたか、どんな役割なのかを知らない方も増えてきました。そこで、「ため池協議会とはなにか?」についての勉強会を開催しました。そこでは、もともとため池は農家が中心になって管理していたが、もっと色んな人が参加して活用するために協議会ができたことや、加古川市の寺田池ため池協議会の活動事例を聞きました。参加
者の方からは、「ため池協議会の役割がよくわかった」や「もっと日常的にため池に関わる機会が必要かも」といった声も聞こえてきました。私たちの身の回りにあるけど、あまり知らないため池について、ぜひ調べてみてください。

【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。

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