稲美町のおいしい学校給食
稲美町の今後のまちづくりについて、住民の皆さんと中山町長が直接意見交換を行うタウンミーティングを7月15日(火)に加古小学校で実施しました。
当日は、栄養教諭の佐用ヱリカさんに学校給食について説明いただいた後、学校の給食室で実際に調理された給食を食べながら、おいしい学校給食について話し合いました。
01 地産地消を心がけています!
佐用栄養教諭:稲美町の学校給食では、世間で「地産地消」がとりあげられるようになるよりずっと以前から、地元で収穫された食材をできるだけ多く使って子どもたちが旬を感じられるように心がけてきました。地元で収穫された食材がたくさん使えるという点で、稲美町は本当に恵まれているということを子どもたちに伝えていきたいです。
参加者:稲美町の学校給食のこだわりを知ることができ、学校給食は稲美町のブランドだと思いました。子どもたちも学校給食への強い思いにふれれば、自分たちが愛されているという気持ちになると思います。小学校の卒業式に給食の調理員さんに「ありがとう!」の感謝の言葉を伝えるのも納得です。
02 食物アレルギーの対応に気を付けています!
参加者:食物アレルギーのある子どもたちも多いと聞いていますが、どんな対応をされていますか?
佐用栄養教諭:給食室では、食物アレルギーとなる食材が混じることがないよう、調理員一人ひとりが行う作業行程や動線まで、毎日確認をしています。また、児童・生徒ごとに食物アレルギーの原因となる特定の食材を取り除いて調理したことを伝え、個別に手渡しています。
03 学校給食の無償化は今後の課題と考えています
参加者:他の市町では、学校給食を無償にするといった話を聞きますが、稲美町はどうですか?
中山町長:国においても学校給食の無償化について議論されていますが、全国的に無償化で統一されることは良いことだと考えています。その上で各市町村が特色を出していけばいいのではないでしょうか。
04 さまざまな食育を進めています!
参加者:子どもたちには思いのこもった食育がされているなと感じましたが、その親が食育を学ぶ機会はありますか。
佐用栄養教諭:町では、毎月「給食だより」を発行しており、学校給食へのこだわりや食育についてもお知らせしています。町ホームページにも掲載しているので、ぜひご覧ください。毎日の暮らしの中で、ご家庭でも食育に意識して取り組んでいただくことが大切です。
05 学校給食を守り続けます!
参加者:稲美町の給食が大好きです。稲美町の食材を使って学校給食を味わうことができるお店があればいいなと昔から思っています。
中山町長:稲美町のおいしい学校給食は、町が誇れるもののひとつだと考えていますが、一般の人が口にする機会はほとんどないため、子どもたちが食べているものと同じ味を知っていただきたいと思い、今日のタウンミーティングを企画しました。
稲美町の学校給食は、栄養教諭や調理員さんが子ども達のためにこだわりを持って一生懸命作ってくださっています。この伝統は、栄養教諭や調理員さん、こ
れを支えようとする農家の皆さんがいて維持ができています。これからもこの伝統を維持し、おいしい学校給食を守り続けていきたいと思います。
今回のタウンミーティングについて、詳しくは町ホームページをご覧ください。
お問合せは、企画課 秘書・広報係(☎079-492-9130)