まちづくりアドバイザーがお届けする「まちアド通信」(播磨町)

協働推進課住民協働係 ☎079-435-2364

こどもたちが考えるこどもの権利条例
播磨町では令和6年度にはりまこども・若者みらいプロジェクト(播磨町こども計画)を改定しました。それに関連して令和7年度は「播磨町こども権利条例(仮称)」を制定します。

国ではこども家庭庁の設置とともに「こどもがまんなかの社会」の実現を目指した子どもへの取り組みが進んでいます。
播磨町では今年度、播磨町在住の小学4年生から中学3年生を対象にした「こども会議」を開催して条例案の検討を進めています。
一般的にこうした条例は有識者や地域住民など、大人で構成した検討委員会で議論し、子どもたちの声はワークショップやアンケートを通じて受け取ること
が多いように思います。播磨町では、こうしたプロセスを子どもたち中心で進めることにしました。そのため、町内のすべての小中学校で子どもの権利の学習会を開催し、こども会議の委員を公募しました。15人が手を挙げてくれました。先日の第1回こども会議では、これから播磨町で暮らしていくときにどんな権利が大事かをグループに分かれて話し合いました。こうした取り組みはまだまだ珍しく、今後何度もこうした会議を重ねて条例案の検討を進める予定です。子どもたちが考え検討する子どもの権利条例、ご期待ください。

【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。

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