令和7(2025)年5月号
▶満開だった役場の前の桜の木も、少しずつ緑の葉が目立つようになってきました。旅立つ花びらを惜しみつつ、ふと足元を見ると控え目にそっとたんぽぽが咲いていました。黄色いお日さまのような花がかわいいですが、丸くふわふわした綿毛も好きです。見つけるとついつい息を吹きかけて飛ばしたくなりますね。まちの彩りが春の深まりと季節の移ろいを教えてくれます。穀雨も過ぎ、百穀を潤す恵みの雨が万物の命を育みます。
▶この春もたくさんのスタートに立ち会わせていただきました。ぴんと張り詰めた緊張感があり、涙腺がゆるくなる卒業式や卒園式も好きですが、少しざわざわしてどこか楽しげな入学式や入園式もいいですね。慌ただしかった4月ももう終わり。不安と緊張でいっぱいだった新入生や新社会人の方々も少しずつ慣れてきた頃でしょうか。播磨町でも、この春8名の仲間を新たに職員として迎えております。これからたくさんのことを学び、経験する中で、一日も早く住民の皆さまから信頼される存在となることを期待しています。
▶この季節、行楽やレジャーにはもってこい。各地で様々なイベントや行事が催されます。播磨町でも大中遺跡公園と野添であい公園で4月26日に「はりま春風フェス」を開催します。今年もおもしろい企画や楽しいステージがいっぱい。キッチンカーや飲食ブースもたくさん出店します。ぜひご来場ください!
▶令和7年4月、「福祉会館」は「総合福祉センター」としてリニューアルしました。地域を支える様々な団体との連携をより深めるため、相談支援機能を集約し「福祉の拠点」として皆さまのご利用をお待ちしています。播磨町は人と人がつながりぬくもりのあるまちづくりを進めています。いろんな悩み事などの相談のほか、集いの場や、居場所食堂もありますので、お気軽にお越しください。