町長室より 2023.7月号 No.10
5月8日から新型コロナウイルス感染症が、5類に移行されました。コロナ禍の3年間は、様々な活動が制限されていましたが、コロナ禍以前の生活が少しずつ戻ってきつつあります。5月20日に開催した「はりまの海きっずチャレンジ」では、たくさんの子どもたちに、ふるさとはりまの海を体験してもらうことができました。
春の全国交通事故防止運動では、子どもたちが警察官の制服を着て街頭啓発を行いました。社会との関わりが広がり始めるこの時期にいろんな体験をすることは、人生の宝物になるはずです。
これから、ポストコロナの社会で、今までできなかった体験をし、まちがもっと元気になることを期待します。
私も、幼少期、病気や怪我をしたときに、お医者さんに優しく診ていただくことで、元気をもらったことは大切な思い出です。今振り返って、地域医療の大切さを再認識しました。当時、お世話になった川野和雄先生と米山温子先生に、長年播磨町の保健と医療を支えていただいた功績を称え、感謝状を贈呈させていただきました。
また、ピアノと設置用ステージを住民の方や町内事業者様から寄贈いただいたことにより、BiVi土山の共有スペースにストリートピアノを設置することができました。子どものころにピアノを少し習った経験があり、オープニングセレモニーで演奏させていただきました。曲目は『夢をかなえてドラえもん』。今の自分と重ね合わせて一生懸命弾かせていただきました。
ストリートピアノを通して「音」を「楽」しみながら、人と人がつながり、笑顔の輪が広がれば嬉しいです。
そして、「体験」を通じて皆さまにいろんな事業に関わっていただくことで、まちの目指すべき方向性を共有し、22世紀の未来に向かって「ワンチームはりま」のまちづくりを推進していきましょう。