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乳幼児の間食についてのお話
暑い夏を迎え、大人も食欲が落ちやすい時期になりましたが、お子さんも同じように食欲が落ちやすい時期となります。
子どもの食欲が落ちてくると、おうちの方は心配になり、少しでも食べてほしくて、子どもの好きなものを与える傾向になりがちです。子どもの好きな食事のメニューに偏りやすくなるだけでなく、間食が主になりがちなおうちもあるのではないでしょうか。
子どもの間食と聞くと、皆さんはどのようなものを想像されるでしょうか。
キャラクターデザインの袋に入っているスナック菓子や、○ヵ月~、○歳~食べられるお菓子などを想像される方もおられると思いますが、子どもの間食は、大人が食べる間食とは、意味合いが全く異なります。
子どもの「間食」とは、お菓子のことではないことをご存じでしょうか。
子どもの「間食」とは食事と食事の間の食事、つまり食事の間をつなぐ補食として考えます。
乳児の場合
母乳やミルクに加えて、いろいろな食材を食べる練習をしている時期ですので、基本的に間食は必要ありません。離乳食が完了期を迎えたころからは、果物や牛乳・ヨーグルト、小さなおにぎりや野菜の入ったホットケーキ、おやき、さつまいもを焼いたものや蒸したものなどを与えてよいでしょう。
幼児の場合
大人とほぼ同じものが食べられるため、乳児の場合と同じものに加え、素材を活かしたアイスやゼリーなども暑い夏には向いているのではないでしょうか。
市販のお菓子やジュースなどには、砂糖や添加物など、手作りでは入らないものが加えられています。時には市販の子ども用のお菓子を食べることもよいと思いますが、大人向けのお菓子には、子ども用のお菓子より、砂糖や添加物など多く含まれていますので、なるべく与えないようにしましょう。
砂糖の摂りすぎは、子どもの歯に悪い影響を及ぼすだけでなく、「甘い」以外の味覚を美味しいと感じなくさせる傾向にあり、また小児肥満や小児糖尿病の原因となる場合もあります。
毎日の生活を忙しく過ごされているご家庭でも、外出を控えている今の時期や、夏休みに入るこの時期の楽しみの一つに、手作りのおやつ作りを加えるのはいかがでしょうか。
こども窓口では栄養相談も行っています。
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