今、出来ることを楽しみましょう
少しずつ「新たな日常」にも慣れてきましたね。1歳、2歳の子どもたちが、支援センターの入り口に置いてある手指消毒液に、自ら手を差し伸べ、お母さんに消毒液を付けてもらうと、掌をゴシゴシこすり合わせて消毒する姿や、検温をするために、そっと頭を差し出す姿が見られます。毎日の繰り返しの中で、身についていく姿は、微笑ましく
もあり、今まで見られなかった日常が、当たり前のように、変化しているのを実感しています。
そんな変化の中、支援センターでは、皆さんの安全が確保できるまで、イベント・行事は行っていませんが、「今、できること」「伝えたいこと」を、日々の遊びの中から、感じ取っていただきたいという思いから、季節にちなんだ制作物を準備しています。
ママやパパ、お友達と一緒に作る楽しさや、出来上がったものを、おうちやセンターに飾ってもらうだけで、子どもたちは、大喜びです。
身近な所から、自分たちで、遊びを見つけ、子どもたちが、「楽しいと思う気持ち」をたくさん経験することが、心を育てる大切なことだと思います。
コロナ禍、出来なくなったことも多いですが、出来ることを見つける力や、生活の変化に対応していく力は、とてもたくましく感じます。
そして、何より子どもたちの笑顔から、生きる活力や、勇気をもらっているようです。心や体を元気にしてくれる笑顔を大切にし、今、出来ることを楽しみましょう。