4月2日 世界自閉症啓発デー
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平成19年の国連総会において、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議されました。日本でも発達障害者支援法に基づき、4月2日からの1週間を「発達障害啓発週間」と定め、自閉症を含む発達障がいについての正しい理解を深める取り組みをしています。
自閉症をはじめとする発達障がいについて理解していただくことは、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現につながると考えています。
自閉症とは
自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方や本人の努力不足が原因ではないか」と思われることがありますが、これは正しくありません。脳の発達の違いから、「他人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な常識と思われることを身につけることも苦手です。このため、まじめに取り組んでいても誤解されることがあります。
なお、自閉症の人たちは、自分の感じたままに話したり行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり、記憶が抜群の人がいます。
このような自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援してくださるようお願いします。