認知症のこと、考えてみませんか?(播磨町)

問合せ 保険課地域包括ケア係 ☎079‐435-0313

認知症の人にやさしい地域づくりを推進するため、播磨町にも「認知症地域支援推進員」がいます。認知症地域支援推進員の森雅哉さんにお話しを伺いました。
【認知症地域支援推進員】森雅哉さん 認知症地域支援推進員として、地域の人やご家族から認知症に関する相談があった際に、その専門知識をいかして相談を受けたり、「認知症にやさしいまちづくり」のための活動を行っています。
■どんな相談がありますか?
「認知症の人への対応について」、「認知症の人が参加できる場所」、「サービスの問い合わせ」、「認知症が気になる人が近隣にいる」など、様々な相談があります。相談があった場合は、ケアマネとしての経験を生かして話を聞いたり、その方の状態に応じて医療機関や介護サービス、地域の支援機関の紹介を行うこともあります。
■認知症の初期サインは?
物忘れが増えたり、同じことを何度も聞いてきたりすることが増えてきます。買い物の際にお札で支払うことが増えたりもします。地域包括支援センターでは住民健診の各会場で『もの忘れ健診』を行っておりますので、気になる人はご来場ください。
■初期サインが出たときに、まずするべきことは?
初期サインの症状が「少し気になる」程度であれば、先ずは『もの忘れ健診』での脳の健康チェックを受けて頂くことをお勧めします。しかし、認知症は早期発見・早期治療が重要です。症状が顕著な場合は、かかりつけ医や認知症相談医への受診をお勧めします。
「自分は大丈夫!」と思っている人であっても、少しでも気になるようであれば、是非、『もの忘れ健診』を受けに来てください。
■認知症の人とお話しする際に、気を付けていることは?
①驚かせない ②急がせない ③自尊心を傷つけないということに気を付けながら対応をしています。認知症の人の中には、自分の思いをうまく伝える事が出来ない人もおられますので、相手の言葉をゆっくりと聴き、何を伝えたいのかを相手の言葉を使いながら推測・確認するようにしています。また、相手の人が安心して話が出来るように、相手の気持ちに寄り添いながら接する事を心掛けています。
■介護する家族への伝えたいことは?
認知症の人の介護の場合、介護をする家族にも心身に大きな負担をもたらす場合もあります。認知症に関する悩みがある時には、認知症相談センターである地域包括支援センターや、地域のオレンジカフェ(認知症カフェ)へ気軽にご相談に来てください。

認知症相談センター(地域包括支援センター)
『地域包括支援センター』に、認知症地域支援推進員が配置されて、認知症全般についての相談を受け付けています。また、地域包括支援センターでは、高齢者や家族、地域住民からの総合的な介護や福祉に関する相談を受け付けています。
開 所 月曜~土曜日 午前8時45分~午後5時20分
電話番号 079‐435-1841
場 所 播磨町福祉会館 1階(8月31日~)

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