握力の低下は筋力低下のサイン?
~忍び寄る身体的フレイル(虚弱)~
握力の低下は全身の筋力が低下しているサインかもしれません。下のチェック表で3つ以上該当するとフレイルの可能性が高く、1~2つ該当するとフレイル予備群の可能性があります。
フレイルの予防方法はいくつかありますが、運動習慣、特に筋力トレーニングが身体的フレイルの予防に効果的です。
フレイル簡易テスト | |
□ | 6カ月間で体重が2~3kg 減ってきた |
□ | 倦怠感が続いている |
□ | 運動習慣がない |
□ | 握力が低下した(男性26kg 未満、女性18kg 未満) |
□ | 青信号で横断歩道を渡り切れない |
フレイルが気になる人は、ぜひ健康相談をご利用ください。
フレイル(虚弱)とは、健康な状態と要介護状態の中間の段階を指し、身体的・心理的・社会的フレイルがあります。
きっかけは人それぞれですが、下の図のような変化が起こります。筋力や心身の活力が低下すると外出の頻度が減り、社会参加の減少や意欲の低下により日常生活に影響が出ます。
そして食欲の低下は低栄養を助長させ、放っておけば要介護状態に進むリスクを高めます。
しかし、運動や食事、社会参加などの生活習慣の改善で健康な状態に回復できます。
問合先 健康福祉課 健康推進係 ☎492-9138