祝‼ 東播磨高等学校 第93回選抜高等学校野球大会出場決定!

1月29日(金)に第93回選抜高等学校野球大会の出場校を決める選考委員会が開催され、21世紀枠で町内唯一の高校である兵庫県立東播磨高等学校が選出されました。春夏を通じて初の甲子園出場となります。

出場校発表当日、選考委員会本部からの電話連絡を待つ吉田校長先生の周りには、たくさんの報道陣が集まり、緊張感が漂う中、発表の時を待ちました。午後3時半すぎ、張りつめた空気を裂くように、部屋に電話の音が鳴り響き、受話器をとった吉田校長先生は、甲子園出場決定の知らせを受けて、「ありがたくお受けします。」と頭をさげました。その後、野球部員の待つグラウンドへ急いで移動し、校長先生から野球部員へ「選抜大会の21世紀枠に選ばれました。野球の技術はもちろん、人としてより一層成長して甲子園に行きましょう。」と吉報が伝えられました。校長先生の言葉を聞いた野球部員からは、大きな拍手が沸き起こり、笑顔でガッツポーズをするなど初の甲子園出場決定を喜びました。
同時に、校内には第93回選抜高等学校野球大会の入場行進曲「パプリカ」(Foorin)が流れ、甲子園出場決定が全校生徒に知らされました。曲が流れた瞬間、生徒から大きな歓声と拍手が沸き起こり、学校全体で野球部の甲子園出場決定の歓喜を分かち合いました。

東播磨高等学校野球部は、昨年の秋の県大会で過去最高の準優勝に輝き、近畿大会に初出場しました。新型コロナウイルス感染症の拡大で思うように部活動ができない中、SNSを使ったオンライン指導を実施するなど工夫を凝らして日々練習に取り組んできました。同校では、演劇部や放送部でも野球部を題材にした作品をつくり、全国大会で優勝するなど文化部の活動も盛んです。今回、このような学校全体の取り組みが評価され、戦力以外の特色を加味する「21世紀枠」で、初の甲子園出場の切符をつかみました。吉田校長先生は「野球部だけでなく、学校全体の取り組みが認められ、甲子園の出場につながったことはとても嬉しい。」と笑顔で話されました。

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