令和7(2025)年3月号
▶朝、吐く息はまだまだ白いですが、日中の陽射しにほのかな温かさを感じます。さみしかった木の枝にも梅の蕾がほころび、冷たさの中に柔らかな風が優しい匂いを運んできます。ついこの間年が明けたと思ったら、もう2月も終わり。うかうかしていると3月もあっという間。春はもうすぐそこですね。
▶2月1日、播磨町人権・同和教育研究協議会(播同協)の第46回研究大会が開催されました。播同協は昭和45年に発足して今年で55年を数えます。あらゆる差別の解消をめざし、自治会などの地域の方々や各種団体、企業が一丸となって人権尊重のまちづくりに取り組んで半世紀以上が経ちます。この日も学校園やPTA、企業、自治会といった様々な立場からの実践発表がありました。どの取組みもいろんな工夫がされており、人と人の「つながり」、「ふれあい」がいかに大切かを改めて感じました。播磨町では「人権尊重のまちづくり条例」の制定に向けて検討を重ねております。これからも播同協とともに多様性を認め合い互いに支え合うまちづくりをめざします。
▶1月26日のロードレース大会では1,200名以上のランナーが自慢の健脚を披露しました。こちらは数えて47回目。ゲストランナーの大山加奈さんにも大いに盛り上げていただきました。大山さんとのトークで、私のバレーボール愛が伝わっていれば嬉しいのですが…。大会の開催にあたりご尽力いただいた関係者やボランティアの方々、そして多くの協賛をいただきました企業の皆さまに厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
▶播磨町図書館を使った調べる学習コンクールの表彰式に出席しました。どの作品もユニークな視点と鋭い観察眼で書かれていて驚きました。その中から入選された皆さま、おめでとうございます。インターネットでいろんな情報が簡単に手に入りますが、本を読んで知識を得ることは大切です。これからもたくさん図書館を利用してくださいね。
▶この季節、受験生やそのご家族にとって大切な時期ですね。どうぞ風邪などひかれませんように。乗り越えた先にはきっと素晴らしい景色が見えるはずです。「冬来たりなば、春遠からじ」頑張れ!受験生!
播磨町長 佐伯 謙作