まちづくりアドバイザーがお届けする「まちアド通信」(播磨町)

問合せ 協働推進課住民協働係 ☎079‐435‐2364

地縁組織の活動や運営見直しのススメ
年度末に入ると「来年度の役員をどうやって決めるか」といった相談が複数寄せられます。例えば、ある自治会からは、班長をできる人が減ったことで、役員ができる人が少なくなっている。といった相談がありました。またある自治会では、特設チームとして2024年春から「これからの自治会員が自治会を考える会」を立ち上げ、自治会運営の見直しに取り掛かっています。具体的には、自由に参加できる会合を複数回開催し、これからの自治会運営について話し合いました。その中で、アンケートを取ることとなり、自治会活動に負担があるか?今後に自治会はどうなるとよいか?といった設問でアンケートをしました。アンケートの結果からは、「自治会は必要だと思うが、役員の負担を減らした方が良い」という方向性が出ました。アンケートは取って終わりではなく、この結果を報告する会を自治会員向けに開催しました。
アンケート結果を報告するとともに、ここでも意見交換を進めました。
これまで長く続いてきた自治会ですが、人口構成やライフスタイルの変化とともにその運営の見直しが必要になりつつあります。しかし、播磨町内の自治会は約6割が役員任期1年です。1年任期のうちに、こうした見直しを進めることは困難です。紹介した自治会のように特設チームを作って話し合いを進めるなど、見直しのプロセスに工夫が必要です。
ぜひ、お住まいの地域の自治会が、どんな活動をされているか、総会資料などでご確認ください。

【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。

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