問合せ 協働推進課住民協働係 ☎079-435-2364
対話をすすめるための技術(ファシリテーション)を学ぶ
播磨町では、2022年に協働のまちづくり宣言を発出し、播磨町に関わる全ての人や団体と協働でまちづくりを進める方針を出しました。
これまでのまちアド通信でも触れてきたように、協働のためには多様な人が参加した対話の場がとても大切です。さらにより良い対話の場をつくるには、ただ集まるだけではなく、集まった場をどう運営するかも大切です。先日、播磨町役場の職員向けにファシリテーション研修を実施しました。ファシリテーションは、会議や対話の場を運営する技術のことを言います。言い換えれば、上手な司会の方法とも言えます。行政職員も会議に出ることが多く、さらにこれからは地域での対話の場を拡げていくため、より効果的なファシリテーション手法をお伝えしました。一部をご紹介すると、良い会議は、①情報共有②意見発散③混沌とした状態④納得や収束の順番に進むと言われています。意見を発散し、混沌とした状態は居心地が悪く、気持ちの良いものではありません。しかし、こう
した混沌とした状況を乗り越えてこそ、会議参加者の納得が得られるといえます。会議はこうした技術や裏付けがあるものです。今後は町民の皆さん向けにも、ファシリテーションを学ぶ機会が作れればと思っています。
【まちづくりアドバイザーとは】 播磨町では、多様化・複雑化する地域の課題やニーズに、より細かく対応するため、2020年度より「まちづくりアドバイザー」を配置しています。自治会活動やコミュニティ活動、自主的なまちづくり活動について専門的な視点から支援します。