もっと連携するまち HARIMA

町長室より 2023.4月号 No.7

3月は、別れと旅立ちの季節です。町内の各学校園では卒業式が行われ、出席させていただきました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、マスクを着用したままの学校生活では、友達の顔が見れなかったり、給食が黙食であったり、また、行事の中止や縮小があったり、たくさんのことを我慢しなければならなかったと思います。特に中学・高校の卒業生の皆さんは、学校生活のほとんどがコロナ禍で、部活動の大会や発表会などが中止されることもあり、くやしい思いをされたことでしょう。このような中で、いろんなことを創意工夫し、仲間と助け合い、この困難を乗り越えたことは、今後の人生において、必ずプラスになると思います。
折しも、「卒業式において、児童生徒はマスクなしを基本とする」という国の基本的な方針が示されました。未来に向けて躍動する卒業生の顔に光が射したようで、とてもうれしく思います。
今までともに過ごした仲間と別れることはつらいかもしれません。しかし、別れの後には出会いが、涙の後には笑顔が待っています。これからの新しい生活の中で、それぞれの夢に向かって、「躍動」してください。また、これまで育ててくれたご家族や、先生方、地域の方々への感謝の気持ちを忘れないでください。感謝の気持ちは、これからの人生で必ず皆さんを成長させてくれます。
卒業生の皆さんと同じく、播磨町も令和5年度は「躍動」します。
3月議会定例会で可決いただいた令和5年度予算は、町長に就任して初めての当初予算です。すぐに実施する施策から、腰を据えて取り組む事業まで、職員一丸となって、目に見えるカタチにしました。
皆さまの笑顔が映えるまちづくりを目指し、子どもたちの未来のために、夢に向かって、住民・企業・議会・行政がひとつになってまちづくりを進めていきます。それが令和5年度の施政方針です。まもなく始まります。

播磨町長 佐伯 謙作

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