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花粉症について
スギの花粉症がある人は辛い時期になってきました。花粉症とは、体に侵入してきた花粉に過剰に反応して「くしゃみ」「鼻水・鼻づまり」「目のかゆみ」などの症状が現れるアレルギー疾患です。風邪の場合と比べて、鼻水は透明でサラサラしており、目の症状を伴うという特徴があります。以前は大人の疾患と考えられていましたが、最近は子どもの発症も増えており、発症の低年齢化がみられます。早ければ1~2歳から発症する子もいますが、小学校入学前後で発症する子が多いようです。
アレルギー体質は遺伝しやすいため、両親のどちらかに花粉症などのアレルギー疾患があると、子どもも発症する可能性が高くなります。神経質になり過ぎることはありませんが、大人も子どもも花粉症対策を心がけましょう。
外出時
通常、花粉は晴れて風の強い日の午後に多く飛散します。各地の花粉予報も参考に、外出時は帽子(つばのあるもの)・マスクなどを着用し、体内への花粉の侵入を防ぎましょう。
帰宅時
帰宅時の衣類には花粉がたくさん付いています。家に入る前に衣類に付いた花粉を払い落としましょう。帰宅後はうがい(できる年齢の子)・手洗いを習慣に。
家の中
花粉の飛散の多い日や時間帯は、窓やドアを閉めて花粉の侵入を防ぎましょう。洗濯物は花粉を振り落してから取り入れるか、部屋干しに。
その他
体の免疫力を高めることも大切です。栄養バランスのとれた食事、良質な睡眠、規則正しい生活リズムを心がけましょう。症状が強く、辛そうな時は医療機関を受診し、相談してください。