HARIMAいいとこ検索 Vol.33

令和8(2026)年9月号
▶残暑お見舞い申し上げます。立秋が過ぎたとはいえ、それは暦の上だけのようですね。連日、気の遠くなるような熱気に包まれています。そんな炎天下でも、町道浜幹線のサルスベリが色鮮やかな花を咲かせ、まちに彩りと元気を届けてくれています。幹がなめらかでツルツルしていることから、「サルも滑って登れない」と名づけられたそうです。ほんとうにサルが登れないかどうかは別として、近くで見るとごつごつ感はなく樹皮はすべすべ。ぜひそのお肌にも注目してみてください。また、長い間、赤い花を咲かせることから「百日紅」と書きます。「まだまだ夏は終わらないよ」と頑張っているのかもしれないですね。
▶熱戦の幕を閉じたFIFAワールドカップ2026。日本代表の活躍に寝不足の方も多かったのではないでしょうか。強豪国と渡り合い、グループステージを突破したものの、決勝トーナメントでは王国ブラジルにあと一歩及ばず、悲願は持ち越しとなりました。しかし、主力選手の負傷離脱という逆境を乗り越え最後まで果敢に挑む姿に、たくさんの感動と勇気をもらいました。「仲間を信じ、一丸となってひたむきに走り続ける」まちづくりに通じるものがありますね。次回大会に期待します!
▶8月2日、「共に生きよう ふれあいのまち」映画会を開催しました。今回は複数作品を上映する新たな試み。多くの方に足を運んでいただくために、若い世代やお子さまにも楽しんでもらえるものから往年の名作まで幅広い作品を用意しました。なかでも私が、いえ私と同い年の木村拓哉さんが出演する「TOKYOタクシー」はいい映画でした。派手さはありませんでしたがじんわりと心にくるすばらしい作品で、「人生」や「出会い」について改めて考える機会となりました。
▶9月は「認知症月間」です。今年度から認知症支援の取り組みの一環として、庁舎をオレンジ色にライトアップします。江戸時代の陶芸家 酒井田柿右衛門が、夕日に映える柿の色を表現して作ったという赤絵磁器。その陶器が世界的に有名になったことから、「認知症への理解が世界中に広がってほしい」との願いを込めてこの色をシンボルカラーにしているそうです。とてもやさしい色ですね。認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるために、夜空に浮かぶオレンジ色の灯りが、認知症について知り、考え、支え合うきっかけになればうれしいです。

播磨町長 佐伯 謙作

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